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理系大学院生の推薦はずるい?理由と推薦が持つリスクについて理系院卒が紹介

※この記事は3分で読めます。

 

 理系大学院生の就職活動の特徴ともいえる「推薦」が「ずるい」と感じる方も多いのではないでしょうか?たしかに、理系大学院生には「学校推薦」や「教授推薦」という選択肢があり、一般で応募するより内々定が貰いやすいです。そのため「ずるい」と感じる気持ちはわかります。

 

 しかし、理系大学院生の推薦は内々定が貰いやすい分、就職活動中や入社後でのリスクは想像以上に大きいです。本記事にて、理系大学院生のときに、学校推薦を使わずに就活をした私が、推薦がずるいと言われる理由と、推薦のリスクについて紹介します。

 

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理系大学院生の推薦がずるいと言われる理由

 理系大学院生の推薦がずるいと言われる理由は下記です。

 

  • 選考ステップが一般応募より少ない
  • 大学によっては超大手企業がお得意先
  • 一般応募より内々定率が高い

 

 では、1つずつ説明していきます。

 

理由①:選考ステップが一般応募より少ない

 1つ目は「選考ステップが一般応募より少ない」ことです。

 

 一般応募と比較して推薦は1~2個は少ないことが多いです。場合によっては、「推薦ルート」という一般応募とは全く別の選考形式をとっている場合も。

 

 また、企業によっては「大学院生の推薦ルートはあるが、学部生の推薦ルートはない」ということもあります。文系・理系だけでなく、院卒・学部卒の間でも差があるのが、大学院生の推薦が「ずるい」と言われる一因でしょう。

 

理由②:大学によっては超大手企業がお得意先

 2つ目は「大学によっては超大手企業がお得意先」ということです。

 

 例えば、出身大学の地元に超大手企業があった場合、学校推薦で採用する人数が5人以上だったりします。超大手企業だと、一般応募だと入りづらいことも相まって嫉妬の意味からも、大学院生の推薦が「ずるい」と言われます。

 

 余談ですが、お得意先の企業に入社した場合、同じ大学のOBも多いため出世しやすいというケースもあります。

 

理由③:一般応募より内々定率が高い

 3つ目は「一般応募より内々定率が高い」ことです。

 

 1つ目の理由と重複しますが、そもそも選考回数が少ないので、推薦応募の人はそもそもふるいにかけられる回数が一般応募と比べて少ないです。

 

 そして、推薦ですと選考のスケジュールが早いことも多く、同じ企業を受けている他の応募者より前に内々定を手にします。中には1カ月で就活を終える学生も!そのため、理系大学院生の推薦は「ずるい」と言われるのではないでしょうか。

 

 選考も少なく、内々定率も高いという非常に有利な「理系大学院生の推薦」。しかし「うまい話には裏がある」ように、「理系大学院生の推薦に潜んだリスク」も存在します。

 

 また、「理系大学院生の推薦に潜んだリスク」は就職活動中だけでなく入社後にもあります。次章で紹介します。

 

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理系大学院生の推薦が持つリスク

 理系大学院生の推薦が持つリスクは下記です。

 

  • 推薦変更期限以降の辞退が難しい
  • 推薦だと専攻外の就職が困難である
  • 学校の看板を背負っているため、安易に辞められない

 

 では、1つずつ説明していきます。

 

リスク①:推薦変更期限以降の辞退が難しい

 1つ目のリスクは「推薦変更期限以降の辞退が厳しい」ことです。

 

 大学によりますがほとんどの場合、推薦企業の変更期限を設けています。そして、推薦変更期限以降の辞退は非常に難しいです。理由としては「推薦は大学と企業の取引」であり、辞退することで企業から大学への信頼度が下がるためです。

 

 例えばA社の推薦を持っているが、選考を進めるうちにB社の志望度が上がったとしましょう。推薦変更期限前でしたら、B社に入社するためにA社の推薦を辞退することができます。

 

 しかし、推薦変更期限を過ぎてしまったら原則辞退できません。そのため、推薦で受けたA社をわざと落ちる対策をする手間が生まれます。もしくは、泣く泣くA社に入社することになります。

 

リスク②:推薦だと専攻外の就職が困難である

 2つ目のリスクは「推薦だと専攻外の就職が困難である」ことです。

 

 理系大学院生では、特にこの傾向が強いです。企業側は基本的に「専攻の知識を生かして活躍してもらいたい」と考えて推薦を出しているためです。

 

 例えばあなたが機械系の専攻だったとしましょう。そしてC社という工作機械メーカーに就職したいと考えていたとします。C社としては「機械系の専攻を生かして、工作機械の設計をしてもらいたい」と考え、大学に推薦を出しています。

 

 しかし、あなたはC社の内定をもらい、内定後に「人事をしたい!」と考えていたとしても、希望が通る可能性は限りなく低いでしょう。専攻外の就職を検討している方は一般応募を視野に入れましょう。

 

 最後のリスクは、実は就職活動中ではなく入社後に生じます。

 

 

リスク③:学校の看板を背負っているので、安易に辞められない

 最後の理由は「学校の看板を背負っているので、安易に辞められない」ことです。

 

 この理由は、正直学生時代に想像がつく人の方が少ないのではないでしょうか。例を出しながら説明していきます。

 

 推薦で入ったあなたは「〇〇大学院の看板を背負った」新入社員となります。しかし、入社前と入社後のギャップは多かれ少なかれ感じるもの。入社前と入社後のギャップが大きかったり、上司からパワハラを受けるなどで早期退職したりすると、企業側から「〇〇大学院出身の学生はすぐ辞めるから推薦枠を減らそう」ということにもなりかねません。

 

 推薦枠を減らすとなると、同じ会社を志望している後輩にも迷惑がかかります。退職しなかった場合でも、あなたの仕事ぶりによっては「今年の〇〇大学院出身は出来が悪いから来年減らそうかな」といった危険性もあります。

 

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最後に:理系大学院生は推薦以外も見ておこう

 本記事では理系大学院生の推薦が「ずるい」と言われる理由と、理系大学院生の推薦が持つ「リスク」について紹介しました。特に「学校の看板を背負っている」というリスクは皆様が感じている以上に怖かったりします。

 

 しかし、やりたいことや行きたい企業の学校推薦があれば積極的に活用したいところ。大切なのは「学校推薦リストから企業を選ぶのではなく、自分の将来像を描いた上で学校推薦を生かせるかどうか検討する」ことではないでしょうか。本記事が理系大学院生の悔いなき就職の助けとなれば、私としては幸いです。

 最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

 ではでは、今日も皆さま生きててえらい!

 

 

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