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フマジメマジメのスバリストブロガー、迅斗です。
昨日まで5週間にわたって更新しました「うつ病20代の転職活動記」ですが、TwitterやLINEなどで、たくさんの嬉しい感想を頂きました!正直、自分自身でも驚いています。本当にありがとうございます(/・ω・)/
その中でも特に嬉しかったものを抜粋して紹介しますね!(一部表現は変えています)
本にしてほしいほど、ノンフィクションなのに起承転結がしっかり当てはまっていて、令和ならではのサクセスストーリーの入り口って感じがした!
これを機に他の記事も読み漁りました… 投稿の最後にある「生きててえらい」が沁みますね(´;ω;`) 私自身もうつ病で、現在立ち止まり中なのでじんとさんの記事は希望になりました。ありがとうございます。 次回からのなにやら楽しそうなシリーズも楽しみにしてます!
めちゃくちゃいい記事ですね。
こんなに自分のこと本気で考えてる人も少ないと思います!
衝撃のラスト、うつ病20代の転職活動記の最終回はコチラから!
本当にありがとうございます!これからも読んでもらえたら嬉しいです(`・ω・´)
そしてラジオネーム「恋するうさぎちゃん」からの、お便りお待ちしております(ポルノグラフィティかよw)
前置き少し長くなりましたが、今日の本題いきます。
うつ病や適応障害などの精神疾患の後に復職する前に「職場復帰プログラム」が設けられています。特に大企業ですと、復職へのステップが整備されていて、産業医の面談や何段階の基準を超えて産業医の許可を得てから復職するようになっています。しかし、多くの企業における職場復帰プログラムは「図書館の開館時間に通うこと」となっています。その理由を見て、「おかしくない?」と感じました。今日は職場復帰プログラムの在り方について考えていきたいと思います。
私は「図書館な理由が解せない」と思っています。
職場復帰プログラムに図書館が使われる背景
うつ病や適応障害などの精神疾患を患った後に、症状が軽くなり「復帰したい!」と思った際に、よく企業側から提案される職場復帰プログラムが「図書館通い」です。具体的なプログラム内容は企業によりますが、開館時間に図書館に行って、まずは午前中だけ通うことから始めます。そして慣れてきたら昼休みもはさんで昼以降も図書館で過ごすという、「図書館=職場」と捉えたものが多いでしょう。
職場復帰プログラムを導入する背景は下記となります。
- 規則正しい生活習慣を身につける
- 同じ時間に出勤する練習をする
- 出勤練習を通じて職場復帰に対する自信をつける
人によりますが、精神疾患を患った場合、中途覚醒や昼夜逆転などの症状が生じる方が多いです。かく言う私も、中途覚醒には散々苦しめられました。そして、職場復帰の一歩として「図書館の開館時間に行く=正しい生活リズムで、定時に出勤する練習」でしょう。これは妥当だと思います。
しかし、上記にはあえて書いていない、職場復帰プログラムに図書館が使われる理由がありました。その理由を最初見たとき闇を感じ、私は絶句しました。次章でその理由について説明します。
職場復帰プログラムが図書館な理由の1つに違和感
職場復帰プログラムで図書館が利用される理由で、闇を感じたものは下記です。
- 図書館という「つまらない場所」で長時間耐えることが職場を想定している
いやいやいや……ちょっと待てや(;^ω^) ツッコミどころ満載やろw思わずツッコミを入れずにはいられなかったので、1つずつツッコミますね。
図書館=つまらない場所って全員感じる?
まず、「図書館=つまらない場所」という偏見が混ざってることです。本が好きな人や勉強が好きな人にとっては、苦痛どころか楽園に感じる人も多いのではないでしょうか。実際私がそうでした。
私は社会人2年目の時にほぼ毎週末、品質管理検定(QC検定)の勉強をしに図書館に行っていました。なぜ図書館に行っていたかといいますと、
- 家では誘惑が多く勉強が捗らない
- 勉強している学生や社会人が多く、モチベーションが上がる
- ついでに本を借りて帰るときがあった
といった理由です。大学の時も研究室だとついつい喋ってしまうので、論文や就活関連など集中したいときは図書館に行っていました。というくらいですから、図書館に全く抵抗がありません。むしろ好きな空間です(笑)
しかし、それ以上に違和感を感じる要素がありました。
つまらない場所で長時間耐える職場にいる練習……?
私が1番違和感を感じたのは「職場=つまらない」という概念が、プログラムの中にこっそりと混ざり込んでることです。以前ブログに書きましたが、そもそも「職場=つまらない、耐える場所」という概念が昭和的だと感じました。1日の3分の1以上職場で過ごすわけですから、つまらない場所に耐えると考えただけで、牢獄生活のような気分ですよね。
特にコロナ不況が起こった今、終身雇用時代も終わりつつあります。そんな状況下で身体を壊した企業でつまらない仕事に復職する必要はないと思います。というより、「職場=つまらない」と考えている企業が時代遅れでどうかしてると私は感じていますが……人それぞれですのでね。
「職場=つまらない」について書いた過去記事はこちら!
職場復帰プログラムが図書館だった私が代わりに行った復帰プログラムとおススメ紹介
私は最初の部署で適応障害を患い、リハビリ期間含めて1か月半休職しています。その時に図書館プログラムに従ったのかと言えば、否です。上司と産業医とも相談した結果なので実質公認でしたが。公認となった理由は下記です。
- 元々朝型であり、規則正しい生活が送れている
- 図書館が好きで週末に継続的に通っていたことを説明
おそらく、規則正しい生活を送っていたのが大きいでしょうが(休職初日以外ほぼ毎朝7時までには起きていた)、私は定時間にPCをつけて車載動画の編集を行っていました。復職希望の前にマイカーで北海道まで自走で行っていたのですが、溜まった動画を編集したりしていました。あとは友達からまとめて借りたホリエモンの本を、自室でひたすら読んでいました。
正直私の場合はレアなので、読者の皆様におススメしたいのは各病院や自治体で開いている「リワークへの参加」です。リワークでは簡単なPC作業だけでなく、認知療法、対人技能訓練など、開催場所によってバラバラです。しかし、場所を問わず共通しておススメできる理由は下記の2つです。
- 通勤練習になることに加え、学びの場にもなる
- 同じ思いをしてきた人と繋がることで、新たな気づきを得ることが出来る
学びの場となり、将来的に状況改善が可能なだけではなく、同じように辛い思いをしてきた人と話したりディスカッションを重ねることで、辛いのは自分だけじゃない安心感が生まれます。お金はかかりますが、図書館での職場復帰プログラムより間違いなく有意義で、今後の成長に繋がるのではないかと私は思います。
最後に
いかがでしたか?職場復帰プログラムが、図書館であることついて、根性論と関連してるとは驚いた方も多いのではないでしょうか。適応障害やうつ病は再発リスクの高い病気とも言われています。「職場=つまらない」という先入観がなくなり、1人でも多くの方が働きやすい環境になることを、私は願います。
本日も最後まで読んでくださり、誠にありがとうございました。
ではでは、皆さま今日も生きててえらい!
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